潮崎豪 vs 杉浦貴

G+でようやく観戦できました。

第四試合・丸藤正道復帰戦・青木篤志“閃光十番勝負”第9戦・45分1本勝負

丸藤正道VS青木篤志
○丸藤(17分21秒・タイガーフロージョン→体固め)●青木

第五試合・GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合・60分1本勝負

金丸義信鈴木鼓太郎(王者)VS 石森太二・リッキーマルビン(挑戦者)
鈴木鼓太郎(22分26秒・ローリングエルボー→片エビ固め)●マルビ

セミファイナル GHCタッグ選手権試合・60分1本勝負

佐々木健介健介オフィス) ・森嶋猛(王者)VSモハメド ヨネ力皇猛(挑戦者)
●森嶋(26分40秒・頭部へのキックの連打→片エビ固め)モハメド ヨネ

メインイベント GHCヘビー級選手権試合・60分1本勝負

潮崎豪(王者)VS杉浦貴(挑戦者)
潮崎●(24分39秒・雪崩式オリンピック予選スラム→片エビ固め)○杉浦
※杉浦が第19代王者を獲得。

やっぱ見に行けば良かったかもと、後悔させてくれる内容の大会でした。
正直この大会は丸藤正道の復帰戦とGHCヘビーの二本立てで良かったんじゃないのかな。
見所絞ることでその二試合のテンションがあがるかとか。
DIS OBAYにメイン任せるなんて無茶はできないでしょうが。
まぁ結果的にセミファイナルがしょっぱい試合だったのでメインがしまった感じになりましたが。


印象に残ったのは丸藤vs青木と潮崎vs杉浦ですね。
丸藤は相変わらずの天才的閃きが。場外エプロンでのロープワークとかブレーンバスターフェイントからのトラースキック、最後のタイガードライバーで持ち上げてエメラルドフロージョン風に落とす新兵器とか素晴らしい動きが。
ただ身体大きくしすぎてない?もうちょっと絞った方が良いかと。あと青木をロープに振る動きとか雑すぎ。KENTAとかと比べるとその辺が・・・
しかし7年前ぐらいに左ひざ前十字じん帯断裂、そして今年右ひざ前十字じん帯断裂と二度の大怪我乗り越えての復帰。まだまだ本調子じゃないでしょうから先が楽しみです。
そして青木篤志ですが、見直しました。こんな動きに跳躍感ある動きだったのかと。丸藤と比べて一つ一つの動きが丁寧。この試合で個人的評価がグンと上がりました。ただまだ石森やマルビンの方がずーっと上って感じなんだよなぁ。


そしてメイン
良い試合でした。今年NOAHを支えた二人のヘビー級のぶつかりは面白かった。
ちょっと潮崎のチョップが走ってないかなというのがありましたが、気迫がでてましたね。
潮崎はほんとにNOAHの顔になりました。本屋さんでカレンダーのチラシがあるんだけど潮崎のベルト姿が上の方にドーンと載ってるんですが、あれはかなりインパクトありますよね。
そして杉浦。とにかくフィジカルの強さとプロレス頭のよさ。今日本のヘビー級だとTOP3に入るんじゃないかな。個人的に棚橋弘至と杉浦貴がTOP2です。
とにかくシンプルな良い試合だったんで書くことはあんまりないです。やっぱプロレスも技じゃないですw
ゴツゴツしたヘビー級らしい迫力ある試合を杉浦には見せていってほしいです。
そういやアンクルホールド全然しなかったな。


なんか1.4東京ドームは新日本プロレスとの対抗戦みたいになるみたいですね。
杉浦はチャンピオンとして出て行くのかな。
相手はどうなんでしょうか。後藤洋央紀がちょっと名前ほのめかしてるけどどうなるのかな。3度目は当分ないだろ。それよか真壁刀義とのGHC戦の方が興味あるかな。
それよか後藤と潮崎の試合のほうが見たいかな。



でチンタラ書いてたらプロレス大賞2009が発表されてました。

最優秀選手賞(MVP):棚橋弘至新日本プロレス
年間最高試合賞(ベストバウト):伊東竜二×葛西純(11/20)
最優秀タッグチーム賞:曙&浜亮太
殊勲賞:杉浦貴(プロレスリング・ノア
敢闘賞真壁刀義新日本プロレス
技能賞飯伏幸太DDT
新人賞浜亮太全日本プロレス
話題賞:該当者なし
女子プロレス大賞さくらえみアイスリボン
特別功労賞三沢光晴
功労賞:松永高司、テッド・タナベ

まぁ今年は無難かな。去年の新人賞なんて全然知らなかったし。
棚橋のMVPは納得です。中邑と潮崎が入っていないというのが面白いです。まだまだ会社のプッシュだと思われているんですかね。

女子はアイスリボンから大賞が選ばれたのか。
最初のアイスリボンと違うんでしょうが感慨深いです。
6年ぶりぐらいの受賞じゃないのかな。
ずっと対象者なしだったはず。
そう考えると快挙ですね。はたまた地盤沈下が行き着くとこまで行ったのかもしれませんが。


来年のプロレス界はどうなるんすかね。