それでもボクはやってない

見てきました。明日から電車怖くて乗れない・・・
テーマは日本の裁判制度と痴漢冤罪。重いテーマです。
内容はとにかく社会派ムービー。面白かったですが、考えさせる映画です。面白いというのもドキュメンタリー見ている感じですね。ほんと「知らないではすまされない」です。もし事件の加害者という立場になったら、冤罪に巻き込まれたらどうすればいいのか。考えさせられました。ゾッとしますよ、映画見たら。
映画の上映時間はかなり長いですが、飽きさせることなく一気にみさせてくれるので、中弛みとかはなくひじょうにテンポのいい映画です。そこら辺の見せ方というのは凄いと思いました。デスノートより時間短く感じましたから。
ただ映画のカタルシスとかは全くないです。重い空気で劇場でることになると思います。もう少し軽い映画だと思ってた。映画館で笑い声が起きませんでしたからね。
お勧め映画ではないと思います。ただ見る価値のある映画だとは思います。

それでも僕はやっていない

それでもボクはやってない―日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!

それでもボクはやってない―日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!

追記
恥ずかしながら加瀬亮という俳優知りませんでした。なんか彼の声を聞いていたらオダギリ・ジョーと思えてきて大変でした。ちょっと口先だけでボソボソと話す話し方でしたので。
小日向文世さんが最高でした。とにかくむかつく。いつも見せる優しい笑顔が、今回はホントにむかつく。これはキャスティングの勝利ですね。

無実と無罪は違うというのを強烈に印象づけた作品でした。